- 暑さやほてりのつらさは、気温や更年期のホルモン変化だけでは説明しきれないこと
- 体温調節を担っているのは自律神経であること
- 「ホルモンのせいだから仕方ない」で終わらせなくてもよい理由
- 同じ部屋にいるのに、自分だけ暑い。
- まわりは平気な顔をしているのに、こちらは汗が止まらない。
- エアコンの温度を下げてほしいけれど、言い出せない。
秋田県仙北市の整体サロンRutenにも、そんなお悩みを抱えてお越しになる方がいらっしゃいます。
この記事では、更年期の暑さやほてりを、体温調節という少し違う角度からお話ししてみたいと思います。
暑いから汗が出る、更年期だから仕方ない、とは限りません
更年期で大量に汗をかいてしまうのは、ホルモンのせいだから仕方ない。そう考える方が多いと思います。
ただ、お話をうかがっていると、少し不思議なことがあります。
- 真冬の寒い時期なのに、急に汗が出ることがある
- 同じ室温・同じ年代でも、平気な人と、つらい人がいる
- 「暑い」と感じてから汗が出るのではなく、「暑くなくても」突然くる
もし気温や年齢だけが原因なら、同じ場所にいる同年代の人は、同じように汗をかくはずです。
それなのに違いが出るのは、なぜでしょうか?
だとすると、暑さそのものより、その暑さを体がどう受け取っているかのほうに、答えがあるのかもしれません。
Ruten(加藤)「室温のせい」「年齢のせい」「ホルモンのせい」というだけの話ではないかもしれません。
同じ環境でも体のコンディションによって反応が違う、というところに目を向けてみましょう。
体温を調節しているのは、自律神経です
体温を一定に保つ働きは、自律神経が担っています。
自律神経は、常に環境に合わせて体の状態を調整しています。
暑いと感じれば、血管を広げて熱を逃がし、汗をかいて体を冷やす。寒いと感じれば、血管を縮めて熱を守る。
こうした切り替えを、自動で行っています。
では、その自律神経は、何をもとに「今は暑い」と判断しているのでしょうか。
体から送られてくる、感覚の情報です。
情報がずれると、反応もずれます
ここで、送られてくる情報がずれていたら、どうなるでしょうか。
- 体から脳へ、感覚の情報が送られる
- その情報をもとに、自律神経が体を反応させる
- 情報がずれていれば、反応も過剰になったり、足りなくなったりする
つまり、実際の気温以上に「暑い」という反応が起きてしまうことも、考えられるということです。
情報を送っているのは、筋膜のセンサーです
筋膜とは、筋肉や内臓、血管、神経までを包み込んでいる膜のことです。
頭のてっぺんから足の先まで、体全体をボディスーツのように覆っています。
この筋膜は、体を動かすためだけのものではありません。
体の状態を感じ取り、脳に伝えるセンサーとしての役割が大きいと言われています。
筋膜は一枚の膜ではなく、層になって重なっています。
この層の滑りが悪くなると、センサーの働きが乱れることが考えられます。
本来なら「1」として伝わるはずの刺激が、「5」や「10」として脳に届いてしまう。
逆に、「5」あるのに「1」としか伝わらない。そんなずれが起こり得ます。
暑さやほてり、汗の出方も、この情報のずれと無関係ではないと考えています。



センサーが乱れているだけで、体そのものがおかしくなっているわけではありません。なので、検査をしても「異常なし」となることが多いです。
「ホルモンのせい」だけでは説明しきれないこと
更年期は、平均して45歳から55歳ごろに訪れると言われています。
エストロゲンというホルモンの分泌が減っていく時期です。
ほてりや汗、眠りにくさ、あちこちの痛みやこわばり、イライラ。
さまざまな不調が出やすくなる時期であることは、確かだと思います。
ただ、ここでも同じ疑問が残ります。
更年期をほとんど感じずに過ごされる方もいれば、長く悩まれる方もいらっしゃいます。
同じホルモンの変化なのに、なぜここまで差が出るのでしょうか。
ここについては、研究報告があります。
血中のエストロゲンの値と、ホットフラッシュの頻度や強さのあいだに、相関は認められていないというものです。
血中エストロゲン濃度と、ホットフラッシュの頻度・強さのあいだに相関はない。
(Bansal R, Aggarwal N.「Menopausal Hot Flashes: A Concise Review」Journal of Mid-Life Health, 2019)
閉経後にエストロゲンがさらに下がっていくにもかかわらず、ほてりや汗が時間とともに落ち着いていくことも触れられています。
ホルモンの数値の高さ低さだけでは、つらさの強さを説明しきれないということです。
ホルモンの変化を否定しているのではありません。
婦人科での相談やお薬が必要な場面はありますし、それはとても大切なことです。
そのうえで、別の角度からも見ていけますよ、というお話です。
暑い場所ではなく、全身から見ていきます
当サロンでは、ほてりや汗が出る場所を直接どうこうする、ということはしません。
全身の筋膜の中から、情報のずれを起こしていそうな場所を探し、そこを整えていきます。
そして自律神経に働きかける施術では、背骨や肋骨といった胴体の関節に、一つひとつ動きと感覚を入れていきます。
実際にご来店くださった方から、こんなお声をいただいたことがあります。



暑さかなり改善されて最高に嬉しいです。時々ジワっとホットフラッシュはきますが、暑すぎて辛い!はなくなりました。いつまで続くんだろう!?と思ってたので、体も気持ちも楽になって本当に良かったです。
※個人の感想であり、効果を保証するものではありません。
「いつまで続くんだろう」という言葉が、私にはとても印象に残っています。
つらさそのものと同じくらい、終わりが見えないことが重かったのだと思います。
もちろん、すべての方に同じ変化が起こるわけではありません。
それでも体は変化していく可能性を持っていると考えています。
悩んでいる場所とは、別の場所を触ります
以前、発汗と右手の親指の痛みの両方でお困りの方がいらっしゃいました。
親指のまわりを確認しても、これといって悪い部分がありません。
全身を見ていくと、胸のまわり、股関節のまわり、顔のまわりに硬さがありました。
親指からは、ずいぶん離れた場所です。
そこを整えたあとに動きを確かめていただくと、「あれ?(痛みが和らいでる)」という顔をされました。
一見すると、とても不思議ですが、全身は筋膜を通してそれだけ繋がっているということだと重います。
汗やほてりも同じです。出ている場所と、原因になっている場所は、同じとは限りません。
よくあるご質問
関連する記事もあわせてどうぞ
- ホットフラッシュでお悩みの方へ|症状別ページ(症状そのものについて、詳しくまとめています)
- 更年期のホットフラッシュ・不調は「仕方ない」?(ホルモンとの関係について書いた記事です)
「仕方ない」で終わらせなくても大丈夫です
更年期だから。年齢だから。ホルモンだから。
そう言われると、納得するしかないような気持ちになります。
実際に、そう思いながら何年も過ごしてこられた方がいらっしゃいます。
でも、同じ年齢で、同じようにホルモンが変化していても、つらさの出方はまったく違います。
その差がどこから来ているのかを見ていけば、まだできることは残っているはずです。
毎日、ご家族のため、お仕事のためにがんばってこられた方ほど、ご自身の不調は後回しになりがちです。
今まで頑張ってきた分、その不調や辛さを一緒にケアしてみませんか?
仙北市の方はもちろん、大仙市など市外からお越しくださる方もいらっしゃいます。
更年期のこと以外でも構いません。気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
公式LINEにご登録いただいた方限定で、初回の施術料が半額になるご案内をしています。
じっくり全身を診るトータルコース(120分+初回カウンセリング・評価30分)の場合、総額16,000円のところ8,000円でお受けいただけます。
- 毎月先着5名様まで
- 公式LINEにご登録いただいた方限定
- 初回の施術料が半額(50%引き)
初回はカウンセリングと評価のお時間を30分いただき、お体の状態をていねいに確認させていただきます。
「これって整体で変わるのかな」という段階のご相談でも構いません。まずはお話を聞かせてください。
\ ご予約・ご相談はこちら /








